5月5日は流鏑馬祭(富士宮)
過去最長の大型ゴールデンウイークが終わりました。
ゴールデンウイーク中に元号も「令和」に代わり、新たな年のスタートとなりましたね。
私は連休の間に、富士宮市の流鏑馬祭に行ってきました。
今回は「流鏑馬(やぶさめ)祭」についてご紹介をさせていただきます。
富士山本宮浅間大社の流鏑馬祭の起源
1193年に源頼朝が「富士の巻狩り」の際に、この浅間大社に流鏑馬を奉納したのがはじまりと言われています。
※富士の巻狩り→大規模な狩猟です。
参加者の中には歴史の教科書にでてくる名前も多く、富士の巻狩りでは「曽我兄弟の仇討」も起こりました。
※流鏑馬→走る馬上から的に向けて弓矢を射る伝統行事
5月5日は流鏑馬本祭
富士宮には「富士山本宮浅間大社」があります。
浅間神社は全国に約1300社あるそうなのですが、その総本社が富士山本宮浅間大社です。
由緒あるとても大きな神社なので、神事(行事)が多いのですが、その中でも5月の流鏑馬祭は毎年たくさんの方々が訪れ、とても賑わいます。
前夜祭(5月4日)、本祭(5月5日)、後日祭(5月6日)
流鏑馬祭は、本祭を間に挟むかたちで3日間行われます。
参道から鳥居付近はたくさんの出店が並び、活気があふれています。
前夜祭(5月4日)
富士川の河川敷で弓馬のお祓いが行われ、その後、流鏑馬式で使用する馬場(桜の馬場)のお祓いが行われます。
本祭(5月5日)
- 午前10:00
「浅間大社流流鏑馬保存会」の皆さまにより「浅間大社流鏑馬式」が行われます。
- 午後12:00
総勢100名は市内を練り歩く「流鏑馬行列」が行われます。
- 午後15:00
「齋藤道場一門」の皆さまによる「神事流鏑馬」が行われます。
菖蒲とヨモギについて
よく見ると、皆さん奥襟に菖蒲とよもぎを挿しています。
古くから、菖蒲とよもぎは「邪気をはらう」と言われている植物です。
端午の節句はその後それらをお風呂に入れますが、この流鏑馬式の場合は、祭典に奉納するそうです。
後日祭(5月6日)
本殿で、無事に流鏑馬祭が終了したことを感謝する「後日祭」が行われます。
そして行事は終了です。
来場者の皆さんは行事をみたり、出店をお買い物をしたり、川で遊んだりそれぞれ満喫しているようでした。
私は本殿横の湧玉池が大好きなので、ここでのんびりさせていただきました。
大行列を見ていてふと思った疑問
参拝時のマナーの正解は?
今年は「令和祈願」もあったのでしょうか、参拝者の列がものすごく長かったです。
今回は2列で大行列だったのですが、もっと列数が多い場合や、しっかりとした列がなく、てんてんばらばらだったり、神の通り道だからと真ん中をあけたりと、いろいろあると思います。
私はその時の雰囲気に合わせて参拝しているのですが、正解はあるのでしょうか?
神社によって違うのかもしれませんが、近々調べてみようと思います。
流鏑馬祭りについてのまとめ
いかがだったでしょうか?
今回は、富士宮本宮浅間大社で行われた流鏑馬祭(2019)についてご紹介をさせていただきました。
駐車場は約400台分くらい、分散していますが用意をしてくれていますので、HPなどでチェックをして下さいね。
次回も5月5日ですので、是非参考にしてみて下さい。
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